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タイヤのメンテナンス

タイヤのメンテナンス
安全で快適な作業を行うには、トラクターの点検は欠かせません。 特にタイヤは、作業機を含むトラクターの荷重を全て支え、走らせ、路面の情報をステアリングを通してオペレーターに伝えている、とても重要なパーツです。 今回は、そのタイヤについてのメンテナンスをご紹介いたします。


〜 タイヤの基礎知識 〜


タイヤサイズ

タイヤには、メーカー名と共に、サイズが記されています。
例えば写真のタイヤだと、380/70R28と刻印されています。このそれぞれの数字は、
380:タイヤ幅 [mm]
70:偏平率
R:ラジアル構造(バイアスの場合表示なし)
28:リム径 [inch]
を表しています。
タイヤサイズの表記


タイヤの種類

タイヤにはバイアスタイヤとラジアルタイヤの二種類があります。
従来使用されていたバイアスタイヤに比べ、ラジアルタイヤは接地面積が広いため、スリップしにくくけん引力を向上させます。 また地面に対して均等に力が掛かるので、転がり抵抗が小さく燃費性、耐摩耗性に優れています。
バイアスタイヤとラジアルタイヤの違い


まだまだありますタイヤの種類!

用途によって農業機械用タイヤは様々な種類が使われています。
用途によって農業機械用タイヤは様々な種類が使われています


〜 タイヤを長く使うために 〜


タイヤの空気圧

駆動力や牽引力等トラクターの性能を最大限に引き出し、タイヤを長く使用して頂くためには、適切な空気圧で使用する必要があります。 また、プラウ作業においては、均等に反転させるための非常に大切なポイントでもあります。

→空気圧が高いと、耐荷重性は向上しますが、けん引力の低下、早期・偏摩耗の促進、タイヤの劣化、ひび割れの促進に繋がります。

→逆に空気圧が低いと、耐荷重性の減少、燃費の低下、偏摩耗を促進します。そしてそれは、バーストの原因にもなりかねません。

注意!!  タイヤに表記された圧力以上の空気圧には絶対にしないでください。 記載がない場合、トラクターの取扱説明書をご参照ください。

★ワンポイント
作業する状態で接地面にタイヤのラグが、フロント・リヤそれぞれ5つ接地している状態が適正空気圧の目安です。
プラウ耕作業

適正空気圧の目安


メンテナンス

タイヤはの空気は自然に漏れることがありますので、こまめに空気圧の点検を行ってください。 また、釘等、異物が突き刺さった状態でも、すぐには空気が抜けず、気付かない事も多いので、ひび割れ、偏摩耗等も含めて、外観の点検も行いましょう。 同時にハブボルト・リムボルトの点検も忘れずに!

※空気圧、ボルトのトルクの詳しい数値はトラクターの取扱説明書を参照して下さい。
空気圧の点検


タイヤの交換時期

タイヤのラグの減り、ひび割れ等が発生してきたら交換時期です。
そのまま使用し続けると、作業効率と燃費の低下、さらには作業中のパンク、バーストの発生にもつながります。
作業中のトラブルは、農作業の遅延だけでなく、通常の修理よりもコストがかかってしまうケースが多いため、早めの交換をお勧めします。
タイヤの交換時期の目安


その他注意点

・タイヤが減る原因のほとんどは、道路走行です。道路を走行する際は、必ず2WDにして下さい。
・重い作業機を背負う際や、ローダー作業時など、作業状態に合わせてタイヤの空気圧を変えると、寿命が延びます。
・ご不明な点は最寄の営業所にお問い合わせください。


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