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クリアーな視界を確保するためのメンテナンス

クリアーな視界を確保するためのメンテナンス

普段エンジンオイルやギアオイルなどはきちんと点検をしているお客様は多いのですが、意外と気が回らないのが“ワイパー”です。 キャビン付きトラクターが主流になっている今日、雨の日に限らず、晴天時でもガラスが汚れていると知らず知らずのうちに目の疲れ方も変わってくるものです。 ワイパーを動かしても吹き残しが多く、イライラした事はありませんか? そこで、今回のメンテナンス講座は、クリアーな視界を確保するためのメンテナンスについてご紹介いたします。

ガラスの清掃

基本中の基本ですが、まずは、ガラスの汚れをきれいにふき取りましょう! 雨でトラクターのウィンドーが濡れると、良いワイパーを使っていても肥料や農薬などの油膜によって筋が残ってしまい視認性が損なわれてしまいます。 市販の油膜取りを使って、しっかりと油膜を落としておくのはもちろんの事、最近は撥水効果の優れたガラスコート剤が安く売られていますので、ガラスだけでなくバックミラーにも塗布しておくと、気持ち良く作業できるばかりか、汚れが付きにくく、汚れが落としやすくなりますのでお勧めです。


ワイパーブレードの点検

ガラスをきれいにしても、ワイパーブレードが劣化していると筋が残ったり、最悪の場合ガラスに傷をつけてしまう事がありますので注意して下さい。 以下の要領で点検してみて下さい。

@ ワイパーゴムが裂けていたり、ひび割れがないかチェックします。(図1)

A ワイパーゴムに異物が付着していないかチェックします。(図2)

B ガラスと接触するゴムの部分を指で触り、ざらつき(摩耗)がないかチェックします。

C ブレード取り付け部分にガタがないか揺らしてチェックします。

D ブレードがガラスに対して垂直になっているかチェックします。(図3)

※垂直になっていないと、往復どちらかの工程でワイパーが飛び跳ねながら動きますのでアームをねじるようにして垂直に調整して下さい。
ワイパーブレードの点検

ワイパーブレードの交換方法

前述した点検で異常がみられるようでしたら、下記の要領でワイパーブレードを交換して下さい。 最近のトラクターは、簡単に脱着ができるようになっています。
ワイパーブレードの交換方法

ウォッシャー液の点検

まず、ウォッシャー液が正常に出るか点検します。

ウォッシャー液の出が悪かったり、正しい位置に当たらない場合は、ノズルの穴に虫ピンなどを差し込んで出具合と噴射角度を調整します。

ウォッシャー液が全く出ない場合は、ヒューズやウォッシャータンクのモーター部分のコネクターなどを点検してみましょう。接触不良があるかもしれません。

ウォッシャー液には必ず市販のウォッシャー液をご使用下さい。水だけを使うと洗浄力がないばかりか、摩擦が増えるためにガラスに傷が入る恐れがありますので注意して下さい。
ウォッシャー液の点検

ワイパーの寿命

ワイパーブレードのゴム部分は、温度差や紫外線、または、農薬などで劣化や硬化が発生したり、ガラスとの摩擦で摩耗したりします。 トラクターにおける一般的なワイパーブレードのゴムの寿命は2年程度と考えるべきです。 ワイパーのふき取りが悪いと感じたら迷わずに交換し、クリアーな視界で安全に気持ち良く作業をしましょう!


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