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農作業の安全

農作業の安全
春作業に向かってのトラクターの準備と農作業の安全について取り上げてみました。

■トラクターの準備

オイルの点検

まずは各部(エンジン、デフ・ミッション、フロントアクスル等)のオイルを点検します。 きれいなオイルが規定量入っていますか。たとえ使用した時間が少なくても最低年に1回は交換するようにしましょう。 交換時には、オイルの中に異物や鉄粉などが入っていないか点検して下さい。当然フィルターも一緒に交換する事をお忘れなく。

各部オイルの点検
冷却水の点検

次に冷却水(クーラント)を点検します。 液は規定量入っていますか、また汚れていないかを確認して下さい。 クーラントには防錆剤などの添加剤が含まれていますが、その効果を持続させるためには2年毎に交換することをお勧めします。 また、この時にウォーターポンプのガタやファンベルトの張り、水漏れの有無やラジエターコアの詰りも点検しましょう。

冷却水の点検
燃料の点検

長期間格納していた間に燃料漏れが発生していなかったか、念入りに点検しましょう。 次に格納時に交換していなければ、燃料フィルターを交換します。フィルター下部にある沈殿物セパレーターを外しきれいに洗浄してから、フィルターを取り付けてください。

燃料の点検
バッテリーの点検

テスターがあれば、あらかじめ始動する前にバッテリーの電圧や比重を点検し、 必要であれば充電しておいて下さい。また、バッテリー取付時の注意事項として、ターミナルにケーブルやホースが接触しないよう、必ずカバーを取り付けてください。


グリスアップ/ペイント

いざ作業をはじめようとして、 ここが動かないあそこが固いなどと困った事はありませんか?各摺動部分にはグリスを注入し、スムーズに動く事を確認しましょう。
機能確認

最後にエンジンを始動し、クラッチ、トランスミッション、油圧装置、 PTO装置などが正しく作動するか機能確認を行います。
何か不具合や分からない事がありましたら、最寄りの弊社営業所へお申し付け下さい。
尚、交換したオイルやクーラント、フィルター類は、正しい方法で処理しましょう。



■農作業の安全

日常的に配慮する事

@気象条件や圃場条件を充分に考慮した上で、余裕を持った無理のない作業計画を立てましょう。

A農作業に従事する人は、疲労が蓄積しないよう定期的に休憩を取るなど、健康管理に努めましょう。

B日頃から作業手順、作業環境や危険個所についてチェックを行い、作業方法の見直しや危険個所の表示など、 安全で効率的な農作業を行うための対応を行っておきましょう。

C高齢者は加齢により心身機能が変化します。高齢者自身が自分の体力を把握し安全意識の向上に努めると共に、 作業分担や作業方法について配慮しましょう。

D農機・機具の事前点検
作業前には必ず安全装置や防護カバー等の安全設備を含め点検を行いましょう。
作業時に配慮すべき注意点

@服装と保護具
農作業に際しては、機械に頭髪や衣類などが巻き込まれることのないよう、 きちっとした服や帽子、作業内容に適した保護具を着用しましょう。

A周りへの配慮
作業中は他の作業者や周りにいる人に与える危険性を考慮し、安全性が充分に確保されているか注意を払いましょう。 特に子供が周りにいる時は、稼働中の機械に近づかないように事前に注意しましょう。

B転落・転倒事故防止への配慮
・道路走行・高速運転時は、左右のブレーキペダルロックを忘れないこと。
・カーブを切る時や停車する時はスピードを落とすこと。
・トラクターを崖や溝に近づけすぎないこと。
・急な坂を下る時は必ずギヤを入れ、ニュートラルにしないこと。
・トップリンクやリヤアクスル部で牽引しないこと。
・トラクターの重量バランスを考え、無理のない作業をすること。
公道移動時の配慮

夕方や夜間に移動する場合には低速車マークや反射テープを取り付け、後続車にトラクターの存在をいち早く知らせましょう。

いくら急いでいても、安全に係わる事は必ず守りましょう。 それが事故を防ぐ一番の秘訣ではないでしょうか。

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