HOME  >   とく得情報  >   メンテナンス講座  >   トラクターの格納整備について

トラクターの格納整備について

トラクターの格納整備について
トラクターの格納整備についてのワンポイントアドバイスです。
一年間、苦楽をともにした愛車への感謝の気持ちと、来年また元気で働いてもらうために、愛情を込めて手入れをしておきましょう。
洗車とグリス注入
トラクターを完全に洗車して、錆びる箇所には塗装または、オイルを塗付しておいて下さい。 その後、水分、ドロ、ホコリを押し出すようにグリス注入を行い、はみ出たグリスは綺麗にふき取って下さい。



クーラント交換とフィルターの交換
クーラントの交換時間は1,200時間又は2年です。 ご承知の通りクーラントは不凍効果だけでなく防錆効果もあり、ラジエターやエンジンブロック内のウォータージャケットの錆を防いでいます。
ニューホランドトラクターにはクーラントフィルターがついています。クーラントと一緒に交換して下さい。

フィルター内にコンディショナーが入っています。
・錆止め効果を大きくしています。
・水垢の形成を減らします。
・シリンダー壁の腐食(穴があく)を抑えます。
・冷却水の泡立ちを減らします。



タイヤに負担をかけない
正しい保管方法は、タイヤを地上から浮かしておく方法ですが、実際には行われていません。 しかし最低、空気の圧力の点検だけでもお願い致します。

最近ラジアルタイヤを装着したトラクターが増えています。従来のバイアスと比較すると、見た目には空気が抜けてパンクしているように見える程度ですが、 正しい空気圧に調整していただく事でその性能を存分に引き出す事ができます。空気の入れ過ぎにはご注意下さい。

タイヤの空気圧
作業機を外してロアリンクを上げる
油圧リフトアームを最上昇位置に上げ、ロアリンクを最上位置にしておきます。 これは油圧リフトシリンダー内面の錆を防止するためです。

ロアリンク



バッテリーを外して下さい。
長時間トラクターを保管する時は、トラクターからバッテリーを外しきれいにし、液量を点検して下さい。 必要に応じて完全充電して暖かく乾燥した所で保管して下さい。
時々(1ヶ月に1回位)補充電して下さい。(比重1.28です)

バッテリー点検

油圧シリンダーをちぢめる
油圧ピストンロットに錆が発生するとシールが痛んで油漏れを起こします。 出来るだけ油圧シリンダーをちぢめて保管して下さい。

主な個所(パワーステアリングシリンダー・油圧補助シリンダー・バルブスプール等)に軽くオイルを塗布します。


燃料の水抜きと季節にあった燃料を
フィルターとウォーターセパレーターの排出プラグを開いて、綺麗な燃料が入ってくるまで排出して下さい。 ついでにフィルター交換もお奨めします。
また、冬期間トラクターを使用する場合は、季節に合った燃料と入れ替えして下さい。
故障個所は早めに修理しましょう。
その他、トラクターを念入りに点検し、損傷個所や故障個所は部品交換や、修理を行ってください。

故障個所は早めに修理



 定期点検をおすすめします。

農耕トラクターの車検制度が廃止されてから年々突発的な故障が増加しています。 更に1台当たりの修理金額も増えてきています。これは故障を事前に発見できないため大修理になっているからです。 日本ニューホランドでは、お客様のご予算に合わせた4つのコースを用意して定期点検を行っております。


●出張点検…お客様の庭先での基本点検
●エコノミー整備…基本点検+洗車
●スタンダード整備…基本点検+洗車+各オイル交換+ボディーペイント
●デラックス整備…スタンダード整備+各種テスト(馬力・ノズル・エンジン圧縮・他)
(各営業所により多少整備内容が違います。詳しくはお近くの日本ニューホランド営業所へお尋ね下さい。

このページの先頭へ↑

ニューホランド