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お客様からの相談ごとベストテン

お客様からの相談ごとベストテン
1997年のトラクター車検制度廃止後、調整不良が原因と思われるクラッチやブレーキ系統の修理が多く発生しています。
これは定期点検を受けていないために不具合の発見が遅れ、結果的に修理費が増加している事を意味しています。 是非、安心の定期点検をお奨めします。
さて、お客様からよせられる相談ごとベストテンをご紹介します。
1. 作業灯、保安灯が点灯しない
  (安全のため早めに交換修理しましょう)

@ヒューズが切れていませんか
ヒューズボックスを点検します。場所は機種により違います。例えば、40シリーズトラクターは次のようになっています。

ヒューズパック

Aバルブ(電球)が切れていませんか?
バルブ(電球)の規格(ワット数など)を確認し、必要なものを一通り準備しておくと便利です。



3. 黒い煙が出てエンジンの力がない
●エアークリーナーの詰まりが考えられます。
作業場所により、埃が入りやすくなります。フィルターを清掃するか交換をしてください。清掃にはコンプレッサーで埃を飛ばします。 また、フィルターの交換は2年毎が目安です。

フィルター交換



5. パワーステアリングが重い
@オイルが適量入っていますか?
純正パワーステアリングオイルを補充またはオイルを交換してください。 オイル交換は2年毎に行いましょう。
Aエレメントのつまりが考えられます。
エレメントはいつ交換しましたか?
オイル交換時にエレメントも交換しましょう。
品質と信頼の純正エレメントをお使い下さい。

エレメント



7. 油圧取出し(DRCV)の作動がにぶい
●リモートコントロールのフローノブがカメの位置になっていませんか?
作業に合わせてフローノブで流量を調整してください。また、オイル、フィルターの定期交換をお奨めします。

リモートコントロールのフローノブを調整



9. エアコンを作動させても冷たい風が出てこない
@コンデンサーやエバポレーターの間の詰まりが上げられます。
コンプレッサーでエアーを吹き付け清掃してください。
Aガスが抜けている
(A)のガラス窓を点検し気泡が出ていればガスが少ない状況を示しています。 ガスの充填が必要です。

エアコンガス確認

環境にやさしい139aガスをお薦めします。
R12ガスは、オゾン層を破壊する物質として環境問題から既に生産が中止されています。
R12ガスを使用しているタイプのエアコンの場合、134aガス交換キットをお勧めします。 交換作業は弊社担当者にご相談ください。
2. 水温計が異常に上がる
@ラジエターの目詰まりが考えられます。
40シリーズトラクターの場合は、オイルクーラーとコンデンサーの間にゴミが詰まりやすいのでこれを取り除き清掃します。 この時フィン(ヒダヒダの部分は柔らかく出来ています)を傷めないように注意してください。 コンプレッサーがあればゴミを吹き飛ばしフィンを傷めることなく簡単に清掃できます。

ラジエターの目詰まり

Aクーラントは適量入っていますか?
純正クーラントを規定量になるまで足したり、この機会にクーラントを交換してください。
クーラントは毎年の交換をお勧めします。



4. エンジンの回転がばらついて力がない
●燃料に水が入っていませんか?
日中と朝晩の気温差で燃料タンクに水滴が溜まり易くなります。水抜きをするか水抜き剤を入れてください。
水抜きは『ウォーターセパレーターやフィルターの下部にある(A)のプラグをゆるめて行います。』

また簡単な水抜き剤『ウォーターエルミネーター』のご使用をお勧めします。

燃料の水抜き



6. 油圧取出し(DRCV)が作動しない
●純正カップラーがついていますか?
純正カップラーを使用しましょう。
10シリーズトラクターの場合DRCVのレバーが"止め"の位置になっていませんか?
(A)はオイルシャフトオフレバーです。

DRCVのレバー確認



8. プラウ作業でドラフトが効かない
●トップリンクロッカーが錆びついているかピンの差込穴の位置が適正でない事があります。
ロッカー部にグリースや錆付き防止剤を吹き付け、フリーに動くようにします。
環境に優しい、しかもお手軽な『バイオグリス』をお奨めします。

なお、ピン位置については、取扱説明書をご覧ください。

トップリンクロッカーの確認



10. ヒーターが効かない
●ヒーターホースのコックが閉まったままになっていませんか?

ヒーターホースのコックの確認
 以上、トップテンをご紹介しました。
 わからない事がありましたらお近くの日本ニューホランド営業所へお問い合わせください。
 また、来シーズンに向けて専門スタッフによる格納前定期点検をお勧め致します。

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