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機械を長く大切に使うための4つのポイント

機械を長く大切に使うための4つのポイント
トラクターや作業機の修理依頼が増加しています。これは、お客様が農業機械をこれまで以上に長く使っていきたいと考えていることを裏付けています。 仕事を始める前に必ず機械の点検をしましょう。自主点検こそが機械の維持費を節約し、性能をフルに発揮させる秘訣なのです。 そこで「この部分をチェックしておけば大きな故障にならなかったのに」と、日本ニューホランドのサービスマン達が日頃の仕事を通じて感じているトラクターの4つのチェックポイントをご紹介します。 そしてもう一つ、専門家に定期的に機械の健康状態を診断してもらうことをおすすめします。 定期点検の大切さは、私たちの体と同じなのです。もし、作業中の突然故障したら・・・? あわてて修理依頼しても混雑や、時には定期点検を受けておられるお客様を優先しなければならない事情などで、思いのほかお待たせすることがあります。 待つ間のイライラは健康にも良くありません。1年に一度は必ず点検を受けましょう。 また、修理を依頼するときは、どんな小さな修理でも必ず見積もりを取りましょう。私たちは見積もりに沿って正しい作業を行っています。
プロが教える4つのポイント
小さなトラブルが、大きな事故につながることも!自主点検を怠ったばかりに発生したトラブルと、 ニューホランドのサービスマン達が日常の仕事で気づいた、『機械を長く大切に使うための4つのポイント』をご紹介します。
トラブル ケース 1
エンジンの焼付きを起こしてしまった!

エンジンの焼付き
検証〜メンテナンスでトラブル防止

オイルが漏れていることに気づいていたにもかかわらず、オイル量の点検もせずにそのまま乗り続けていたため、 エンジンの焼付けを起こしてしまったケースです。 このほかオイル交換を怠り、汚れたオイルのまま運転していたことが原因で、オイルの循環が悪くなりエンジンの焼付けを起こすこともあります。 なかには修理代に67万円もかかった!という人も・・・。トラクターにとって、オイル交換はとても大切。 オイル交換を行うことで、エンジン本来の馬力が発揮でき、さらにエンジンの寿命を伸ばすこともできるのです。 地域や機種によって多少異なりますが、およそ150時間以内に1回はオイル交換を行うようにしましょう。 そして、こまめな点検も忘れずに。

ポイント
少なくても150時間に1回は、オイル交換しなくてはいけません。点検や交換を怠ったばかりに、高〜い修理代を払った人だってたくさんいるのです。



トラブル ケース 3
ファンベルトのゆるみでオーバーヒートが発生した!

ファンベルトのゆるみ
検証〜メンテナンスでトラブル防止

ファンベルトに基準寸法以上のゆるみ(遊び)があると、ファンベルトの切損やオーバーヒートを引き起こしてしまいます。
@最近よくバッテリーが上がる
A夏になるとオーバーヒートぎみになる
Bハンドルを左右に切る時、重たく感じる
Cエアーコンディショナーの動きが悪い
というような症状がある場合、オーバーヒートを起こす可能性があるので、早めに点検・整備をしましょ。

ポイント
ファンベルトのゆるみを見逃してはいけません。@〜Cのような症状を感じたら、オーバーヒートを起こす前に点検を!
トラブル ケース 2
エアコンが効かなくなった!

エアコンの清掃
検証〜メンテナンスでトラブル防止

エバポレーターやコンデンサーに埃がつまり、エアコンが効かなくなったり、キャブの内張にシミが付いてしまったケースです。 定期的にコンデンサーの清掃を行うことはもちろん、1年に1回はキャブ上部にあるエバポレーター等についた埃を落とすこともお忘れなく。 春先の埃っぽい時期には1日に1回エアーで埃を飛ばすようにしましょう。

ポイント
暑い夏にエアコンが効かなかった!なんてことにならないために、コンデンサーやエバポレーター、エアコンフィルターの清掃をこまめに行いましょう。



トラブル ケース 4
クラッチの滑りで走行しなくなった!

クラッチディスクの滑り
検証〜メンテナンスでトラブル防止

ペダルの調整を行わないと、クラッチディスクの寿命が1/3になってしまうことは知っていましたか? このトラブルケースの場合、「クラッチの調整を行ってください」と定期的にご案内していたにもかかわらず、そのままにしておいたことが原因となっています。 長期間クラッチ調整を行わなかったせいで、クラッチの寿命が尽きて作業中に突然走行できなくなってしまったのです。 クラッチASSYを交換しなければならなかったため、修理代に20万円がかかってしまいました。 このトラブルがあってから、冬期間に必ず事前定期点検を行うようになり、シーズン中のトラブルはまったくなくなりました。

ポイント
クラッチディスクの寿命を最大限に伸ばすためには、定期的なペダル調整はもちろん、事前定期点検を忘れてはいけません。

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