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ロールベーラー編

〜お客様でも確認できるトラクターのチェックポイント〜

ロールベーラーが来年またスムーズに稼働するために、
格納前に行っていただきたいメンテナンスについてご紹介します。
点検・整備の前に

テールゲート・ライトを点検します。
テールゲート・ライト

ピックアップ・カム・ベアリングが良好な状態にあるか、確認してください。
ピックアップ・カム・ベアリングの点検

ピックアップ・タインのうち、破損したり曲がっているもの、ならびにひどく損傷したガード類は記録して稼働前に交換してください。
ピックアップ・タインの点検

ピッチとPTOジョイントに過度の摩耗がないか点検します。 ピッチとPTOジョイントの摩耗の点検

トワイン・ナイフおよびネット・ナイフ、カッティング・ナイフを点検します。
トワイン・ナイフ、ネット・ナイフ、カッティング・ナイフの点検

ベルトを点検します。
必要に応じてベルトを交換するか、修理してください。ベルト・レーシングも点検してください。
ベルトの点検

ラッパー・システムを点検し、過度摩耗やゆるみの有無を確認してください。 ラッパー・システムの点検

ロールベーラー
点検箇所のポイント

<格納整備の手順>
トワインをトワイン・ボールの近くでカットし、トワイン・ボックスの中の全てのトワイン・ボールを取り出します。
トワインの先端はトワイン内に織り込んでください。トワイン・ボールは湿気を吸わないように室内に保管して下さい。

オペレーター・パネルを取り外し、乾燥した場所に保管します。

ベーラー全体を念入りにコンプレッサーを使用して清掃します。
電気システムには高圧スチームをかけないでください。

ベルト・ロール、ラッパーとその周囲、ならびにトワイン・ボックス内に作物等がたまっている場合は、取り除きます。

ピックアップ・タインにからまったトワインがあれば、取り除きます。

調整ボルトのネジ部、ならびに全てのヒンジ部に、潤滑剤を注油します。

オイル注油装置によって注油されないチェーンには、オイルを注油後ベーラーを数分間動かし、オイルをチェーンに行き渡らせます。 (注:ベーラー動作中は絶対に注油は行わない)
全てのベアリングを慎重に点検し、損傷を示唆する過熱がないか確認します。

露出した金属部分にオイルを薄く塗布します。特にベール・チャンバー・サイドシート内側に塗布してください。

ベルトに付着したオイルやグリースを完全に取り除きます。
ベーラー格納時は、ベルトを通常通り張っておきます。

ベーラーを乾燥した屋内に保管します。これができない場合は、上部から防水シートで覆ってください。
ネットロール・グリッパーに変形やゆるみがないかどうか点検します。
これらはネットの切り口がきたない場合の主要原因です。 また、ネットをうまくカットできない場合はこのネットロール・グリッパーによる、ネット芯の固定がよくない可能性も考えられますので ネット交換時には必ず点検してください。
ネットロール・グリッパーの点検

ネットスプレッダーロールが自由に回るかどうか点検します。
また、ネットが供給中に切れる原因となる突起物や溶接のハネ、尖りがネットスプレッダーロールにないかどうか点検します。 稼働前にネットナイフをはずし、きれいに研磨すると、ネットの切れが良くなりスムーズに作業ができます。
ネットスプレッダーロールの点検

全てのVベルト、チェーン、スプロケットを点検し、摩耗の有無を確認します。
チェーンを新品に交換する場合は、スプロケットも摩耗していたら交換してください。
スプロケットを交換する場合、必ずチェーンも新品に交換してください。
Vベルト、チェーン、スプロケットの点検

全てのブッシングを点検し、摩耗の有無を確認してください。 ブッシングの点検

<サービスマンからの一言アドバイス>
ロールベーラーは高回転部分が多く、また無給油ベアリングも使用されていますので、作業終了後には必ず清掃点検を行い、 ベアリングが過熱していないか、異音がしていないかなどの点検をおすすめします。 これを怠ると火災の発生や大修理につながる事があります。 また、機械をより長く良好の状態で使うために、定期的に格納前、稼働前点検整備を弊社サービス工場に依頼される事もおすすめいたします。

<稼働前整備の手順>
格納整備で判明した要修理個所をすべて修理します。

全ての配線ならびにワイヤー・ハーネスを点検し、損傷の有無を確認します。

油圧ラインに液漏れの跡がないか点検します。

ネットまたはトワインを充填します。

ピックアップ・フロテーションを点検します。

全てのスリップ・クラッチを研磨します。

トワイン・チューブの動作確認、ならびにナイフとのタイミングを点検します。

トラクターを変更する場合は、油圧オイルの適合性を確認してください。

テールゲート油圧ロック・バルブを点検します。テールゲートを上げ、同バルブをロック位置にしたまま、 トラクター油圧でテールゲートの動作を試してみます。

油圧オイル・プレッシャーの設定値を点検します。

全てのインジケーターが正常に作動するかどうか点検します。

ベーラーを動かし、ベルトのトラッキングを点検します。

必要な数のシェアボルトが用意されているか確認します。
シェアボルトの用意


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